関東と東北の賃金差について

東北地方の平均所定内給与額(10人以上常用労働者を雇用する民営事務所に限る)は26.0万円、全国平均の30.8万円の84.6%にとどまっています。
それでは関東圏と東北地方ではどれくらいの賃金差があるのか、賃金差がある理由は何なのかを解説していきます。

2022年、最も平均年収が高い都道府県は東京都(440万円)、次に神奈川県(423万円)、千葉県(410万円)、埼玉県(401万円)と続きます。
次に東北地方の平均年収は367万円で、東北地方の中で平均年収が一番高いのが宮城県(370万円)、次に福島県(366万円)、山形県(362万円)、青森県(361万円)、岩手県(354万円)、秋田県(351万円)となります。

現在、東北地方から関東圏への転出は、他地域よりも高い状況にあります。その理由の一つに上記のような賃金差があるでしょう。ただ、新型コロナウイルス感染症を契機として、地方移住への関心が高まったこと、テレワークや副業、兼業など多様な働き方が普及してきたため、このような賃金差にも変化が出てくるかもしれません。


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